青単トロン指南の書1
2014年9月10日 モダン夜勤の間は睡眠時間の都合上MOが難しいので、青トロンについて組み方、使い方、調整の仕方を暇があるときに書いてみることにする。
青トロンを使ってみたい人、雑な動きを乱打して勝ちたい人、モダンで打消し使いたいけどフェッチとか買うのは無理という人の役に立てば幸い。
今回はモダン環境におけるトロンの立ち位置と種類をざっくり説明する。
モダン環境におけるトロンは現時点では3種類あり、赤緑トロン、白青トロン、そして青単トロンの三種類だ。もし色が足してありこの中の色区分に含まれないカラーリングになったとしても基本的にはこの3つのどれかに割り振られることになる。
まず赤緑トロン。モダンでトロンというとこれを指すことが多い。まあモダン黎明期の緑単ポストの血脈を受け継ぐデッキだという点が大きいのだろう。
3ターン目カーンを目標にウルザランドをそろえた後は、高マナ域のカードを相手が息切れするまで叩き込み続ける、というシンプルなデッキ。基本的にエムラクールのキャストでゲームが終わるので、《ウギンの目》+13マナを如何に揃えるかが鍵を握る。
弱点は無色に寄せたためにサイド後の対応能力の低さ。特に《石のような静寂》を張られると緑が出なくなることも多々あるのでその間にライフを詰められて負けるというパターンもままある。
次に青白トロンだが、こちらはどちらかというと『けちコントロール』に近く、本筋の勝ち手段はけち屈葬になっている。けちとトロンをハイブリッドさせたことによりけち屈葬の釣り先を素引きしても自力キャストの目が残るようにしてある。青白のコントロールらしく対応能力の広さには感服する。
欠点はマナベース。けち、屈葬を多量の無色マナとともに成立させるために《アゾリウスの印鑑》がフル投入されているのだが、案外これを割られると機能不全に陥る、ということは少なくなく、実際に《突然の衰微》で印鑑を割られたために、という人は何度か見てきた。
最後、本題の青単トロンになるが、このアーキタイプは純粋なコントロールデッキだ。〆がコンボ(エターナルスレイバー)になっているということは多々あるが基本的には相手の行動に打消しを合わせつつ、隙を見て《探検の地図》を起動、徐々に揃えて最後に大技で〆、が青トロンだ。
欠点は単色故の対応能力の悪さと、《窒息》《沸騰》のような青メタに引っかかりやすいこと、エターナルスレイバーが墓地経由のコンボなのでサイド後メタを張られやすいことくらいか。
次更新するなら青トロンについてもう少し踏み込んで説明していく。
青トロンを使ってみたい人、雑な動きを乱打して勝ちたい人、モダンで打消し使いたいけどフェッチとか買うのは無理という人の役に立てば幸い。
今回はモダン環境におけるトロンの立ち位置と種類をざっくり説明する。
モダン環境におけるトロンは現時点では3種類あり、赤緑トロン、白青トロン、そして青単トロンの三種類だ。もし色が足してありこの中の色区分に含まれないカラーリングになったとしても基本的にはこの3つのどれかに割り振られることになる。
まず赤緑トロン。モダンでトロンというとこれを指すことが多い。まあモダン黎明期の緑単ポストの血脈を受け継ぐデッキだという点が大きいのだろう。
3ターン目カーンを目標にウルザランドをそろえた後は、高マナ域のカードを相手が息切れするまで叩き込み続ける、というシンプルなデッキ。基本的にエムラクールのキャストでゲームが終わるので、《ウギンの目》+13マナを如何に揃えるかが鍵を握る。
弱点は無色に寄せたためにサイド後の対応能力の低さ。特に《石のような静寂》を張られると緑が出なくなることも多々あるのでその間にライフを詰められて負けるというパターンもままある。
次に青白トロンだが、こちらはどちらかというと『けちコントロール』に近く、本筋の勝ち手段はけち屈葬になっている。けちとトロンをハイブリッドさせたことによりけち屈葬の釣り先を素引きしても自力キャストの目が残るようにしてある。青白のコントロールらしく対応能力の広さには感服する。
欠点はマナベース。けち、屈葬を多量の無色マナとともに成立させるために《アゾリウスの印鑑》がフル投入されているのだが、案外これを割られると機能不全に陥る、ということは少なくなく、実際に《突然の衰微》で印鑑を割られたために、という人は何度か見てきた。
最後、本題の青単トロンになるが、このアーキタイプは純粋なコントロールデッキだ。〆がコンボ(エターナルスレイバー)になっているということは多々あるが基本的には相手の行動に打消しを合わせつつ、隙を見て《探検の地図》を起動、徐々に揃えて最後に大技で〆、が青トロンだ。
欠点は単色故の対応能力の悪さと、《窒息》《沸騰》のような青メタに引っかかりやすいこと、エターナルスレイバーが墓地経由のコンボなのでサイド後メタを張られやすいことくらいか。
次更新するなら青トロンについてもう少し踏み込んで説明していく。
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