UW Heroicだ。一先ず高いカードが土地しかない、というか総額の半分以上が《溢れかえる岸辺》で占められているので次期スタンでも(色が合えば)使える部分であるし、そもそもモダン以下では需要があるのでそうそう値下がりしないため売ってもそれなりの額が手元に残る。
ちなみにPPTQでも優勝している、しっかり結果が出ているアーキタイプなので安心してほしい。

ということでサンプルレシピはそのPPTQ2016優勝のレシピ。



Mainboards 60
2 《平穏な入り江/Tranquil Cove(KTK)》
1 《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》
4 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment(BNG)》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(KTK)》
9 《平地/Plains(KTK)》
2 《島/Island(KTK)》

4 《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite(THS)》
4 《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite(THS)》
4 《イロアスの英雄/Hero of Iroas(BNG)》
3 《道の探求者/Seeker of the Way(KTK)》
4 《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim(M15)》

4 《果敢な一撃/Defiant Strike(KTK)》
4 《神々の思し召し/Gods Willing(THS)》
3 《抵抗の妙技/Feat of Resistance(KTK)》
1 《液態化/Aqueous Form(THS)》
1 《層雲歩み/Stratus Walk(BNG)》
1 《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》
4 《タッサの試練/Ordeal of Thassa(THS)》
1 《鐘音の一撃/Singing Bell Strike(KTK)》

Sideboards 15
1 《宝船の巡航/Treasure Cruise(KTK)》
2 《消去/Erase(KTK)》
2 《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod(THS)》
1 《液態化/Aqueous Form(THS)》
1 《万戦の幻霊/Eidolon of Countless Battles(BNG)》
1 《道の探求者/Seeker of the Way(KTK)》
3 《頑固な否認/Stubborn Denial(KTK)》
2 《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer(JOU)》
2 《異端の輝き/Glare of Heresy(THS)》



基本の動きは生物を着地させた後プロテクション付与をちらつかせながらオーラで強化して1点突破をかける。英雄的はどれも誘発すれば+1カウンターが乗るものを採用しているので除去をプロテクションで回避した際にも永続強化が入る、という寸法だ。
オーラは最も優遇されていたイニストラードからは若干弱体化しているものの、《タッサの試練》はこのアーキタイプと噛み合っていて、英雄的誘発を絡めれば二回の攻撃で条件達成してドローになる。他のオーラは銀弾で採用されているが、全て《ヘリオッドの巡礼者》で引き込んでくる。相手を選ぶものの回避や疑似除去になるので、サーチから引き込めるのなら入れない理由はない。どれも使えないという状況でも当然タッサ試練を引き込めばいいので何も問題はない。

最大の弱点はマルドゥの《はじける破滅》。成長した生物が優先的に切られる上、対象はプレイヤーなのでプロテクションで弾けない。対策としてか《頑固な否認》が3枚サイドボードに取られている。《否認》との選択であるが、生物が成長していない状況なら撃つカードでもない、ということだろうか。

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