[Modarn]青トロンのタッチカラー云々について。

2014年12月22日モダン

定期的にトロンで調べてくれる方もいるし、何よりKTKでフェッチランドによるタッチカラーが全色可能になったので今一度考えてみるいい機会だと思ったので日記にしてみる。
各種探査呪文の参入により青が強化されたこともあり、単純に青単色でも強いのだが、色を足せば単純に使えるカードは増える。
ということで考察開始。

・t白(青白)
一応今までにもあったが、フェッチランド使用可能になったので単純に地盤が強化された。月に間に合えば印鑑やタリスマン無しでも白マナ供給ができるようになったのは強み。
ただしマナアーティファクト無しの構成だと2->4ステップがなくなるので最速けち屈葬の線が消えるので何かしらの差別化は必要だと思われる。というか青白トロンのトロン要素はけち屈葬し損ねた際の素出しプランでしかないので、他にもっと多様な型が出てもいいと思う。最も素直な形はタッチ流刑。

・t黒(青黒)
フェッチランドに関しては同上。ただし前々からあった青白と比較して、黒タッチと言えば《四肢切断》だったので受ける恩恵は薄め。
とはいえ速攻型のような序盤から捌いていく必要のあるデッキに対して弱いのは青トロンの宿命であり、その点を除去で緩和できることについては一定以上の評価ができる。少し無理すれば《滅び》も入る。
因みにフィニッシャーに黒いものを持ってきたければ地図で《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》を持ってくる方が数倍手軽だ。

・t赤(青赤)
青白がけちトロンなら青赤は裂け目トロンだ。《裂け目の突破》で適当にエルドラージを投げ込むプランが本筋になる。青白宜しくトロンの意味がないように見えるが、エルドラージしか投げるつもりがないので《ウギンの目》を入れるのが一般的。そのため起動マナを支払うのにトロンが役立つ。と言うか相手のエンドにサーチすれば自ターンに普通に唱えていい。
何気に赤を足すとサイドボードが強くなる。

・t緑(青緑)
青トロン界の中でも例を見ない(少なくとも私は見たことない)色構成だが、それもその筈でトロンという点においては最も噛み合わない色になっている。
何時だったか、青トロンの強みを2tに打消しが構えられることと評した。これは言い換えれば相手に妨害を差し込むことで減速させて、自分の相対的な速度を上げているということになる。緑は真逆で、ほぞのフィルターを噛ませることでの2t《森の占術》や《古きものの活性》を利用して絶対的な速度を上げていくのが理想の展開になる。見てる方向が真逆なのだ。
全力でメリットを探したものの、結局《甲鱗のワーム》を最も素直に使える形、という点しか売りが無かった。基本的に組むこと自体を諦めていいと思う。

と、いう感じになったので求む青緑トロン。