残業や動画のエンコードなどで時間を喰っていたので久々の日記。
話題まで貰ってしまったので有りがたく頂いておく。


今回は青トロンのフィニッシャーについて。
一応、メジャーな4枚については役割を含めた解説をしていく。
他のカードは採用率が大幅に落ちるので私見を多分に含んだ内容になってしまうが、理解していただきたい。
また、一般的な青トロンのリストを見たいときはMOでShoktroopaという方がいるので参考にしていただければと思う。1年以上青トロンを使い続けている剛の者だ。というかあちらの方がクセが少なく、比較的使いやすい。



・一般的なフィニッシャー
《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
恐らく青トロンのフィニッシャーとしては最もよく見る一枚。パワー6の絆魂で全てのライフレースを過去にしながら除去耐性を兼ね備えた怪物。無理に役割を与えるとすれば暴力担当であり、何も考えていない時は大体これをサーチして叩きつければいい。

《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》
モダン環境は比較的土地を伸ばす傾向にあり、またフェッチギルドが横行する環境でもあるのでこれの誘発能力は劇的に効く。3色以上の相手か青含む2色の相手ならそれなりに優先して探してきたい。
単色相手には殆ど意味が無いが、それでも土地1枚は剥がせる上、素のスペックがスペックなので普通に相手を撲殺することもある。でもサイドアウトする。

《白金の天使/Platinum Angel(M11)》
私は使っていないがメジャーなので入れておく。崖際に追い込まれた際の1枚としては非常に優秀。稲妻でちょうど落ちないのがミソ。
サイズがネックなのだが、今度採用し直してみようとは思う。

《精神隷属器/Mindslaver(SOM)》
青トロンのフィニッシャーとしては最も『有名な』一枚。着地頻度はワームほどではないが、《アカデミーの廃墟》とのコンボは青トロンならでは。
ジャンク相手には効果が薄いものの、大体1ターン奪えば盤面のリソースを根こそぎ台無しにできるし、コンボが相手なら再起不能にまで持っていける。
2枚採用がソリューションだが、個人的には1も試してみたいと思っている。



・他、近年で採用されたり個人的に注目しているもの
《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》
最近だとウギンと併用されていた。サーチ困難で制圧力も頼りないのでそもそも案として上がることが稀。参考リストでは3枚入っていたが、正直そこまでやらないと引けたものじゃない。

《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon(FRF)》
カーンを若干重くしたら全体除去が付いてきた。全除去+おまけと考えればまあ採用圏内か。ただしモダンのカードパワーに比して、8マナで毎ターン稲妻撃って勝負を決めるというのはいささか悠長に過ぎる。

《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》
サイドに差されることがちらほら。ワームと比較するとPtEに強かったり1マナ軽かったりするのがメリット。
デメリットは平の性能と破壊に対してのテンポロスの有無、1マナ軽いこと。6と5は《宝物の魔道士》のサーチ可否を決める重要なラインなので軽くなることがメリットとは限らない。
メインで採用するならサーチ手段を《加工》に差し替えるなど、他の部分も同時に触る必要がある。


他、諸々。とは言え基本性能で《ワームとぐろエンジン》に勝る生物はまずいないので、CiPや常在能力で相手を妨害することに長けた生物を、メタゲームに合わせて選んでいくことが望ましい。

コメント

nophoto
よさこいイゼット
2015年4月13日0:13

フィニッシャーの考察について、
早速記事にしていただきありがとうございます。

個人的に身内で遊ぶことが多く、
フィニッシャーの使い分けをあまり考えずに
プレイすることが多かったので、参考になりました。

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