プレリリースは2回参加して2-1,3-0とぼちぼち。
1回目に気付いて、2回目に試してみた構築手法を載せておくことにする。
発売週やMO解禁日にシールドをする人は多いと思うので、何かの役に立てば。
プール見るところから始めているのでえらく長い文章になってしまった。シールドの話しかしていないので興味が無ければ時間の無駄になるので見ないことをお勧めする。

・前提の考え。
先ず覚えておいておきたいことは、環境のアーティファクトクリーチャーが従来環境と比べて尋常でなく強いことだ。コモンの起動型能力に色マナを要求するサイクルがあるが、奴らですら起動型能力が無いバニラとして扱っても十分なレシオを持っている。レア以上になると扱い辛い奴から無難に強いボムまでピンキリなので何とも言えないが、コモン・アンコモンに関しては起動型能力の使える使えないに関わらず2枚を除き全てプレイアブルと言い切ってしまっていい。例外は《成し遂げた自動機械》と《作業場の助手》。
反面、有色になるといつもより生物の枚数が少ないという問題に行き当たり、不足の枠を茶生物で埋めることになる筈だが、決定した2色に対して都合良く茶生物が不足マナ域を埋めてくれるかは正直怪しいところではある。
では、逆にすればいいのではないか、というのが今回の構築メソッド。
ボムを抱えている色を第1色にして、その色と茶色で生物枠を先行して埋める。2色目は不足しているマナ域を埋める色に決定してマナカーブの綺麗さ重視で戦おう、と言うのが本筋だ。実際、生物の質が高水準で纏まっているが故に、テンポよく展開すればテンポミスした相手には容易に殴り勝ててしまう。


1.プールの有色ボムを確認して速やかに1色目を決定。以下は個人的な基準でのボム。
白:《霊気嵐のロック》《発明の天使》《激変の機械巨人》《小物作りの達人》
青:《霊気烈風の古きもの》《奔流の機械巨人》
黒:《陰謀の悪魔》《害悪の機械巨人》
赤:《反逆の先導者、チャンドラ》《焼却の機械巨人》《航空船に忍び寄るもの》
緑:《生命の力、ニッサ》《造命の賢者、オビア・パースリー》《新緑の機械巨人》
他:《ドビン・バーン》

選定基準は飛行持ち、サイズ大、トークン生成能力持ち、PW。環境柄タフネス3は射程距離内なのだが、それでもそこそこのサイズの飛行生物はボムと数えてしまった方がよい。
青い色は生物の脆さからボムも厳しめに見ていて、《慮外な押収》辺りも入れてあげたいところだったが割愛。
PWが選定基準なのに《サヒーリ・ライ》いなくない? と思った方もいるかもしれないが単純に弱いという理由で抜いているだけであって他意はない。
※因みにプレリ2回目は《小物作りの達人》《生命の力、ニッサ》を引いたので白緑を検討している。


2.1色目の生物とアーティファクト生物をマナ域順に並べていく。
3.他の色の生物を順番に並べ、各マナ域で不足が無い色を2色目に決定する。

この手法のキモになる部分で、要するに2色目の生物はテキスト読まずに右上のコストだけ見て考えるという方法。後述するが機体が割と強いので枚数とマナカーブさえ埋まれば殆ど何でもいい。基準は2マナ以下を5枚、3マナを4枚、4マナを2枚が各最低枚数で、合計15枚以上になるようにする。枚数に余剰が出るようであれば弱い札を抜いたり、単純に枚数多めに取ったりする。
※プレリでは白緑を検討していたので、白緑茶で並べてみたが、明らかに枚数不足の上、緑の生物が尋常で無く弱かったため解雇。2マナ域を埋められる黒にシフトして白黒で組み上げることに決定。


4.非生物スペルを、生物と合わせて23枚になるように選択する。

土地17枚は固定枠として扱い、残りの枠を強い札から順番に埋める。茶色であれば《高速警備車》《楕円競争車》《改革派の貨物車》《航空艇》《領事の旗艦、スカイソブリン》《密輸人の回転翼機》があれば2枚までは優先して採用する。機体は召喚酔いでも搭乗コストに充てられる上、どの乗り物もサイズが半端ないので非常に強い。2体タップで搭乗は流石に重いので搭乗3以上だと採用生物と応相談になる(が《領事の旗艦、スカイソブリン》だけは思考停止で突っ込んでしまって構わない)。
後は除去、コンバットトリックを突っ込む。


5.基本土地17枚をそれっぽく突っ込んで完成。


以上。単体の性能が底上げされている環境でありながら、横に繋がるシナジー面もそれなりにあり、総じて楽しそうな環境。
MO解禁とともにガンガンチケットを溶かしていきたい。

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